Jun
11
はなの掃除講座
- さる: マスター、突然なんですけど、鼻の掃除講座に週二回通ってもいいですか?
- マスター: 鼻の掃除講座?そんなものがあるの?
- さる: それがあるんですよ、向こう町で。この間電柱に貼ってあったチラシで見つけたんです。
- マスター: へぇ。でも、どうして急に?
- さる: いや、ほら、ここのところ続けて、ぞうさんやくまさんの鼻の調子が悪くなってお医者さんをよんだじゃないですか。サーカスの中に誰か定期的に鼻の掃除できる人がいれば、そういうのも減るかなと思いまして。
- マスター: なるほどー。うーん、気持ちはありがたいし、実際ものすごくいい案なんだけど、週に2回さるくんにいなくなられるのは、やっぱりちょっとツライなぁ。
- さる: やっぱり、そうですか。そう言われるんじゃないかと思って、じつはピンチヒッターを君恵さんに打診してあるんですよ。憶えてますか、先月公演であった君恵さん。
- マスター: あー、うん、憶えてるよ。あのべっぴんさんだろ、さるくんがずっとアタックしてた。
- さる: えへへ。そう、その君恵さんです。事情を説明したら、今暇してるみたいで「やってもいいよ」と言ってました。
- マスター: そうかい。さるくんがそこまで考えているんだったら、ごちゃごちゃ言っても仕方ないな。じゃあ、仕事との両立大変だと思うけど、立派な鼻掃除屋さんになってくれ。
- さる: え、本当にいいんですか。はい、がんばりまーす。